IR情報を有効に活用してみよう

IR情報という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、上場企業の開示情報となります。上場企業でもっとも重要な開示情報は四半期決算になります。現在の株式市場では、四半期毎つまり3か月毎に必ず決算発表をしなければいけないという法律が存在しています。少し前までは中間期・決算期と半年毎でよかった時代もありましたが、現時点では、この3か月というのが決まりになっています。また、それ以外にも業績の修正の開示も重要なものとなります。これは決まりではありませんが、多くの会社が次の決算期の決算予想を出しています。その数字が大きく変わることが判明した時点で業績の修正を行う必要があります。利益ベースでは30パーセントずれた場合、売り上げベースでは10パーセントずれた場合行う必要があります。

IRについて分かりやすく説明します。

開示情報は、上記の四半期決算が基本となります。この四半期決算は株価に対して大きな影響を与えます。しかしながら、企業によって業績は偏りが出てくる場合もありますので、四半期で赤字だからといってダメなわけではありません。例えば、アパレル業界では売り上げは冬に大きくなります。これは当然のことながら冬の方が単価の高い服が多くありますので、自然とそうなります。だから、夏の決算で悪いからといってすべてダメなわけではありません。こういうときは前年度と比較するのがいい比較方法となります。それに比べてゲーム業界などはあまり時期に関係なく売り上げが伸びるところがあります。ただし、こちらもクリスマス商戦に大きく伸びる会社もありますので一概になんともいえないところがあります。

IRは会社ごとに見方があります

このように、会社によって開示情報の見方は様々となります。四半期毎の売り上げを比較したほうがいい場合もあったり、前年度との売り上げを比較したほうがいい場合があったりします。また、不動産業界は、引き渡し時にすべての売り上げと経費を上げる法律が存在していますので、これはもう前年度の売り上げを見ても意味がないともいえます。この四半期決算を見分けるのは難しいですが、業績修正に関しては、ある意味素直に見ることができます。利益が増えたらやはりいい決算ですし、利益が減ったらやはり悪い決算ではあります。しかしながら、株価には織り込みずみという言葉もあります。もっといい決算を期待していた場合などは上方修正をしても株価は下がることはありますので、注意が必要となります。